2010/11/20

Supreme VOL.6 ジョン・ライドン特集

PiL 再始動後もレコード会社のサポートなしにツアーや営業活動をやっているため、日本の音楽雑誌や音楽サイトにジョニーおじさんが登場することは殆どありませんが、突然 Supreme というファッションブランドのムック本の表紙と巻頭インタビューで登場しました。表紙はセックス・ピストルズ時代とか昔のじゃなく現在のジョン・ライドンの写真です。エラいぞ、Supreme。

記事作成はすべてニューヨークの Supreme でおこなわれているようで、インタビューも翻訳です。おもしろかったのは、日本についてちょっと触れていて、こんなこと言ってます。

日本人がオレのことを好きなのには、幾つか理由があると思うよ。オレは日本で、自分の中でもとびきりイカれた曲をプレイしてきた───たとえば『Flowers of Romance』のアルバムに入ってる『Four Enclosed Walls』みたいな曲が、日本では大ヒットした。この惑星上の他のどこでも受け入れられなかったのに。

そう言われてみると、日本ではかなり早い時期に PiL の評価が確立されていたかも。「PiL なんかやめて、セックス・ピストルズ再結成しろー」みたいな声はそんなになかったし。

このインタビューで使った写真をプリントした完全予約限定版ジョニーおじさんTシャツも Supureme から販売されています。あとこの本、翻訳だけでなく英語原文も巻末に掲載しています。エラいねー。

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