2011/06/22

ジョン・ライドン、デンマークでアイスランド首相と歌の交流

Jóhanna Sigurðardóttir talar by Socialdemokrater
Jóhanna Sigurðardóttir talar, a photo by Socialdemokrater on Flickr.

JohnLydon.com にジョンが先日アイスランドの首相と会ったときの話が載ってます。

ハロー、俺の名前はジョニー・ロットン。2日前、俺はコペンハーゲンのホテルでアイスランドの首相に会うという、めったにお目にかかれない最高に楽しい機会に恵まれた。会うやいなや、彼女は何か1曲俺に歌ってほしいと言ってきた。で、俺は歌った。俺の好きなゲール語の古いトラディショナルソングさ。すると彼女と大使たちは全員立ち上がって拍手をしてくれただけでなく、今度は彼らがアイスランド語で歌ってくれたんだ。すげえ楽しかった。最高の時間だよ。デンマークでアイスランド人たちと過ごす夕べは素晴しい。みんなに感謝だ。

その夜のギグは、今回のツアーのすべてのギグ同様、驚異的なイベントだった。みんな完全に自分自身を楽しむことに集中していたし、PiL が単なる音楽じゃない、音楽を越えるものだということをちゃんと理解していた。若い奴から年寄りまでのあらゆる年代、あらゆるタイプ、あらゆる宗教、あらゆる肌の色の連中が集まってきていた。ありがとう、感謝するよ。

John Lydon, Public Image Ltd, June 21st 2011

John trades folk songs with the president of Iceland! In Denmark...

ちょっと解説しておくと、アイスランドという国には大統領と首相の両方がいるんですよ。原文は the president of Iceland と書かれているんですが、会った相手は女性なので首相のヨハンナ・シグルザルドッティル(Jóhanna Sigurðardóttir)ということになります。

アイスランドといえば経済破綻危機や火山の噴火などで大変な状態にある国です。でもさ、その危機的状況の中で首相を務めるのが68歳の女性、しかもジョン・ライドンに会って一緒に歌を歌っちゃうような人なんだよ。うらやましい。

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